卒業するキミへ*濃藍ネイビーブルーの紫陽花 革花アクセサリー

寒い日が続いていますね。

私が住む長崎も数日前には雪が降り、少しだけ雪が積もりました。

毎年この時期になると急に寒くなって、その後一気に暖かくなるような…

春が待ち遠しいこの頃です。

 

今日は、お久しぶりの新作のご紹介です。

※今回ご紹介する作品は、1月26日に販売開始予定です。

一足お先にご覧ください(*^▽^*)♪

 

 

新作【紫陽花ー濃藍ー】 革花アクセサリーのご紹介

今回の紫陽花は、濃藍(こいあい)という名前のシリーズ。

これまであまり使わなかった藍色(ネイビー)をつかったのは【卒業】をテーマにしたからです。

 

私事なのですが、子どもが今年卒業を迎えます。

あんなに小さかった子が、日に日に成長していく姿をずっと見てきた私にとって、卒業は子どもと同じくらい大切な日。

 

一緒に笑い、一緒に悩み、時には見守って、叱って。

ちょうど難しいお年頃だったこともあり、この数年間は、子どもにとって楽しいことばかりではありませんでした。

壁が現れてひとつ解決しては、また次の壁が現れ、そのたびに立ち止まり、振り返ったり、逃げたりして。

 

私自身、子どもと一緒になって泣いたり笑ったり。

それはそれは、これまでの経験では乗り越えられないようなことが次々起きるたびに頭を抱えた日々でした。

 

でも、壁を乗り越えるたび、子どもって本当に成長していくんですね。

みるみるうちに、心が成長していく姿を見ていて、これまでの心配が嘘だったみたいに笑顔が増えていきました。

 

私が同じ年頃だったとき、どうしていたかな?

私はどんな子どもだったっけ?

あのことは、親に相談できずになんとなく過ぎ去っていったな…

 

当時の私自身と子どもの成長を重ねては、時間旅行をしているような気持ちになりました。

 

 

気づけば、もう卒業を迎えるのか・・・

子どもの成長は、嬉しい。

でも、ちょっとだけ、寂しい。

 

母親の愛情は、本当に深くて、海のように広い。

 

子どもが悲しいときは、自分のことのように悲しくて胸が痛い。

子どもが嬉しいときは、涙が出るほどすごく嬉しい。

気持ちが全部リンクして、まるで、自分の分身みたい。

 

そうやって、生まれる前からずっと一緒だった子どもが、卒業という節目を迎えることに、色んな思いがぎゅうっとこみ上げてきて。

この想いを作品にしたい!と思ったのです。

 

 

新たな旅路へ向かう希望と、少しの寂しさ。
旅立つ君の背中を見送る私の思いはこんな色。

 

卒業するキミへ、この想いが伝わりますように。

 

 

 

紫陽花-濃藍-革花ブローチ

 

紫陽花がぎゅぎゅっと詰まった、まあるい革花ブローチ。

正面、横どちらから見てもブローチ土台が見えないくらい、ふんだんに革の紫陽花を使っています。ほんの少し顔をのぞかせている葉っぱもポイント。

サイズも大きすぎないので、卒業式などでも活躍すると思います(*^-^*)

 

 

紫陽花-濃藍-革花タックピン

 

こちらは、先ほどのブローチとお揃いでも使えるようにデザインしたタックピンです。

3年ほど前からタックピンを作り始めたのですが、思いのほか男性からのご注文も多くいただくようになりました。

 

今回は卒業式に向けて、ブローチとタックピンをペアで使えるように、サイズ感や紫陽花の数などをデザインし直しました。

男の子でも、女の子でも、お母さんでもお父さんでも。

だれでも使える小さなサイズの華やかなタックピン。

藍色に鮮やかな青のグラデーションも入ってるので、可愛らしすぎないのが特長です。

 

紫陽花は鮮やかというより落ち着いた色合いなのだけど、紫陽花の土台に使っているビーズがとてもきれいな青色で、隙間からチラ見えした時だけ青が見えてすごくステキなんです!

お手元に届いたら、じっくりごらんください♪

 

 

 

紫陽花-濃藍-革花ピアス・イヤリング

 

最近、私の中で定番化しつつある縦長デザインのピアスとイヤリング。

昨年紫陽花で作って以来、いくつかパターンがあったのですが、今回また新たに追加したデザインがこちらです。

 

紫陽花をふんだんに使い、華やかさと上品さのあるアクセサリーに仕上がりました。

360度どこから見ても紫陽花がこちらを向いているというデザイン。

幾重にも折り重なった紫陽花にうっとりすること間違いなし・・♡

 

縦向きにも横向きにも、ななめでも。

お好きなシルエットで楽しめるところもおすすめポイントです。

 

 

 

あとがき

 

卒業をテーマに制作した紫陽花の革花アクセサリー。

卒業式を想像しただけで目頭が熱くなってしまうほど、本当に色々あった年月。

 

こうして作家業をしていて幸せなのは、思いをカタチに残せるということ。

今の私が「卒業するキミへ」伝えたい思いは、言葉ではなく作品で残していこうと思います。

 

私と同じ思いでいる方もたくさんいることでしょう。

この瞬間の想いは、一生もの。

大切にしていきたいものですね。

 

 

※今回ご紹介した作品は、1月26日20時~販売開始予定です。

minneまたはCreemaにて詳細をご覧ください(^^♪

 

 

今回も最後までお付き合いくださり本当にありがとうございました。

まだまだ寒い日が続きます。

風邪などひかれませんよう、ご自愛くださいませ(*^-^*)

それでは、また。